茨城経営者協会4月23日(木)ホテルレイクビュー水戸にて定時総会を開催されました。総会に出席してきましたので、一部を紹介したいと思います。経営者協会の平成21年度の重点活動方針のなかで、基本的認識と活動方針は【昨年来の世界的な金融危機の中、グローバル規模で大不況の様相を呈している。県内経済も大不況の波に呑み込まれ、企業の業績は大幅に悪化し、多くの企業がかつてない窮地に立たされている。本年度は、「経営力向上、地域づくり、組織基盤強化」を活動の3本柱とする第5次中期運営要領の中間年であるが、経済環境悪化への対応を中核とした事業に重心を置き進めていくこととする。未曾有の難局を乗り切るため、企業間はもとより多方面での交流活動の拡充と会員企業が抱える経営課題の解決に向けた支援活動の強化を通じて、会員各社の「経営力」の向上を図ることを最重点事業として取組む。喫緊の経営課題である雇用問題については、関係機関との連携の下、積極的に対応し地域社会の安定につとめる。】とした。
経営力強化を4つのカテゴリーに分け、
1.ビジネス支援
●経営者懇談会等でのビジネス交流の場の拡充
●茨城ものづくり企業交流会(先進企業・研究施設視察、勉強会)
●大学・研究機関との交流会
2.経営革新・人材育成支援
●経営革新を推進する経営者・経営幹部研修会
●製造現場のコストダウンに関するセミナー
●優良中小企業視察・事例勉強会
●ISOなど規格認証取得の支援
3.雇用管理支援
●経営・労務相談の強化
●担当者間の情報交換会
●雇用管理の手引き提供
●助成金活用、法的勉強会
●雇用情報提供(受入・送出)
4.政策提言
●新産業創出や企業を元気にする政策に視点を置いた提言・要望
●雇用のセーフティネットの強化
●会員実態・ニーズ調査・把握(提言・要望、経協事業への反映)
以上を重点活動とし、経済危機克服を中核とした取組みを強化していくと採択されました。私は県西地区副支部長・経営教育委員会委員・科学技術特別委員会委員を委嘱されていますので、更に勉強して理解を深め頑張っていきたいと思います。