東海道五十三次旅日記(5)

東海道五十三次日記


横浜市に入る手前の蕎麦屋で、天ざるそばを食した。 
東海道5-①.JPG
食後、話しながら歩いたせいか、足の運びは順調で土ヶ宿を通り、あと5km位で到着する所まできたが、雲行きが怪しくなってきた。雨が降る前に、戸塚駅に行こうと早足で歩くことにした。1時間弱で午後4時半に戸塚駅に到着。そこで娘は電車で帰り、私は駅近くにある「相鉄フレッサイン横浜戸塚」にチェックインした。足裏が痛く、コールドスプレーで足全体を冷す。到着時間、午後320分の処、1時間10分遅れで到着、12時間かかった。シャワーを浴び、夕食はとんかつ定食を食べた。

ホテルに戻り、娘に電話したところ、電車の繋がりも良く1時間足らずで 家に着いたという。初日、私一人ではもっと時間がかかっていたと思う。改めて同行してくれた娘に感謝し、社会人になってからもスキー選手として活動し、トレーニングを行っていた成果だ。 
                       
東海道5-②.JPG

改めて基礎体力と脚力に敬意を表したい。翌日の準備を行ってから、筋肉の疲労回復のため、下半身のストレッチを行った。初日と云うこともあるが、非常に疲れた。しかし戸塚宿に到着し42kmを完歩できた達成感が上回り、心地よい疲労感だ。明日は一人で7㎏のリュックを背負い、しかも2日連続で40㎞以上を歩く、初めての体験だ。昔を思い返すと、60歳の初マラソンは時間制限のない、ホノルルマラソンを選び、6時間切ることを目標に練習してきたが、本番の2ヶ月前右ひざを痛め、ヒアルロン酸を1週間に1回注射を打ち、計4回打った。出発直前に痛み止めのステロイドを2回打ってもらい、目標タイムには届かなかったが、6時間39分でゴールした。心配した右ひざの痛みはなく、30kmまで順調に来たが、予想外の左足太もも内側の筋肉を故障し、走ることが出来ず、足を引きずりながらゴールにたどり着いた。その時の達成感にも似ている。2回目の61歳の時は娘と一緒にホノルルマラソンに出場した。

私は2回目のタイムは6時間15分、またしても6時間をきれなかった。娘は初マラソンを4時間30分でゴールした。その時の驚きと同じだ。ベッドの中で、様々なことを思い返しながら、9時に就寝した。

東海道5-3.jpg





前の記事へ一覧へ戻る次の記事へ

最近のエントリー

カテゴリ

月別に見る

検索


ページ先頭へ