東海道五十三次旅日記(6)    

東海道五十三次旅日記                                           
                                                                     
東海道6-①.JPG
2日目(4/26)月曜日 戸塚宿出発

朝、3時に起床する。軽くストレッチしてから、前日にコンビニで購入したおにぎりと菓子パン、野菜ジュースで朝食を取り、5時にホテルを出発した。戸塚を出発すると藤沢、平塚、大磯、小田原までの4区間41kmで到着時間午後2時の予定。2日続けてリュックを背負って40㎞以上歩くのは初めて。多少の不安があったので、出発を5時にし、遅くなっても明るいうちにホテルに着きたかった。藤沢に取引先があったので、土地勘はあったが、車で走るのと徒歩で行くのとは大違いだった。昨日の足の疲れが残っていたので、藤沢までの道のりは坂が多いこともあって、足が重い。気晴らしに携帯ラジオで音楽聞きながら、歩こうとおもったが、NHKしか電波が受信できない。ニュースを聞いていたが、歩くリズムと合わないので、聞くのを止めた。

国道1号線に入り、上方見附跡をり、大阪を上って原宿一里塚跡の手前を左折し、戸塚警察署原宿交番を通り、左折して国道一号線に入り、藤沢バイパス出口に行き、遊行寺坂を下り、藤沢本町駅近くの上方見附跡を通って、茅ケ崎に向かう。茅ヶ崎に入ると、加山雄三通りの案内板が目に入った。ここは一直線の商店街で、その先には富士山が見えた。
東海道6-2.jpg
途中コンビニでスポーツ飲料とお菓子を買い、トイレタイム。馬入川の馬入橋を渡り、平塚駅近くの江戸見附跡を過ぎて、大磯駅まで約7時間、まだ松並木が残っている国道沿いの「松濤庵」で、天ザル蕎麦を食した。2日続けての天ザル蕎麦だが、大きいエビ2本と厚いしいたけが特に美味しかった。店を出ると間もなく「大磯城山公園旧吉田茂邸地区」を通り、小田原まで16㎞、荷物の重さが足の重さになり、歩くペースは上がらない。到着は340分頃と見積もった。小田原まで西湘バイパスとほぼ平行の道だ。国府津駅近くを通り過ぎると残り6kmの道のり。しかしここから足が前に出ない。歩く速度も、4.64.8kmから4km以下になって、足を引きずるような歩き方で、  
最後の力を振り絞って、イチニイチニと
リズムを作って、小田原市内に入った。
                  
東海道6-3.jpgのサムネール画像

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