8日目(5/2)日曜日 舞阪宿出発
4時起床。天気予報の確認したところ、曇り時々雨だ。今日の計画は新井宿、白須賀宿、二川宿、吉田宿、そして宿泊地の御油宿だが、天気が不安定なので、白須賀宿は行かずに新居宿から直接二川宿に向かうことにした。その方が距離は短縮できるし、雨を回避できる可能性が高い。一通り今日の計画を見直してから6時半に朝食会場に行った。久しぶりの朝食バイキングは感染防止のため、マスクと薄手の手袋をつけて、食べ物をトレイに盛り付け、約2mの間隔を空けてテーブルについて、朝食をとった。今日は御油宿のビジネスホテル「コンホートホテル豊川」まで35㎞と比較的短いので7時半にホテルを出た。正面に弁天島駅があり、西に歩いて行った。浜名湖にかけてある中浜名橋、西浜名橋を渡り終えると、新居関所跡に着いた。1時間もかからない距離だ。新居関所は箱根関所と並ぶ東海道の重要地点に位置付けられていたという。現在の遺構は幕末の安政2年(1855年)に再建されたもので、江戸時代の建物が残るのは全国でも新居関所だけだという。番所が公開され、資料館が併設されていた。新居関所を後にして二川宿に向かうが、ここからはガイド本にないルートだ。ナビで二川宿手前の東海道本線の新所原駅にセットし、約9kmの距離だ。旧所名跡等ない山間部と田んぼが広がる田園風景の道を歩く。遠くに大きな工業団地が見え、有名なオートバイのメーカー2社の看板が見えた。更に歩き続け細い道に出たところ「豊田佐吉記念館」の看板があった。トヨタグループの礎を築いた佐吉翁の記念館だ。
天気は大気の乱れがあるのか、急に冷た