ここでは、協立製作所の研削加工の技術を外径と内径の2種類に分けて紹介しています。
円筒研削
工作物を両センターにより支持し回転させ、高速回転している砥石を押し当て削ります。よって工作物はいろいろな形がありますが基本的には円筒状の物となります。協立製作所では、真円度1μ以内、面粗度0.4a以内の加工が可能です。
センターレス研磨
基本的な切削方法は円筒研磨と同じですが、大きな違いは両センターによる支持がないことです。ブレード(受け板)にワークが安定できれば、研磨が可能なので、円筒研磨より加工ワークの幅が広がります。加工精度は円筒研磨と同じ精度で加工可能です。
内径研磨
内径研磨はワークの外径をチャッキングし、軸付の砥石を使用し内径を仕上る加工です。協立製作所では、真円度1μ以内、円筒度3μ以内、面粗度0.4a以内の加工が可能です。
ホーニング
ホーニング加工は、砥石を一定の圧力で加工物面に押し付け,ワークとの間に回転と往復運動を与え、ホーニング油を注ぎながら指示された表面あらさと寸法、形状を得る加工です。協立製作所では、内径研磨と同等の精度で加工長80㎜程度までの加工が可能です。