ここでは、機械加工における協立製作所の技術を紹介しています。協立製作所で行っている加工方法は大きく分けると以下の3つの加工になります。
旋盤とは、工作物を回転させバイトを移動することにより切削する(削り取る)機械です。バイトとは旋盤で切削に使用する刃物のことをいいます。例えるならリンゴの皮むきです。旋盤加工にもさまざまな種類が存在していて、協立製作所でもたくさんの加工方法があり、スプールを中心にほとんどの製品に旋盤加工の工程があります。
マシニングセンタは、自動工具交換機能をもち、目的に合わせてフライス加工・中ぐり加工・ねじ立てなどの異種の加工を1台で行うことができる工作機械です。旋盤との大きな違いは、旋盤がワークを回転させて削るのに対し、マシニングセンタは刃物を回転させてテーブルに固定してあるワークを削る点です。協立製作所では、スプールの切欠き(ノッチ)加工やボデー、ケースといった製品でマシニングセンタ加工を行います。
研削加工は、かたいと(砥)粒を結合剤で固定した砥石を高速回転させ、これに工作物を押し当て表面を微小切削する加工法が研削です。
協立製作所では、さまざまな研削加工を行っており、工作物の形状に応じて円筒研削盤、内面研削盤、心なし研削盤(センタレス)、平面研削盤などの研削盤を使用し、スプールや小物部品の研削を行っています。